60歳を前に始めること

手術と入院生活

入院の手続きをすると病室へ案内されます。看護師さんから今日の予定と手術の日の細かい手順の説明を受け、ベッド周りに持ち物をセットしていきます。一番使うものを近くに、術後に戻ってきて翌日に着るであろうジャージとTシャツを取り出しやすいところへと整理していたら、麻酔科の受診をしてくださいと呼ばれました。

昼食後に理学療法士さんが来てリハビリ室へ。今の股関節の可動域を分度器のようなもので計測し、歩く速さも計ってくれて、両足の筋肉の強度をみてから筋肉のコリをほぐしてくれました。太ももの内側の筋肉が弱い、外側の筋肉を使いすぎている、歩くときは股関節を意識してなどなど、股関節周りがほぐれて軽くなりました。

16:00にシャワーをして、あとはゆっくり…と思いましたが、4人部屋は賑やかです。皆さんご高齢なので介助が必要なようです。うるさくて眠れない…

手術日は朝から禁食です。OS-1を1本10時までに飲んで、術着を着て待機。1時間前に点滴をして、トイレを済ませて、いざ手術室へ!麻酔科の先生が丁寧に説明しながらも酸素マスクを付けてくださり「どうですか?」と。どうですかと聞かれても困る…けど眠くなり、気が付けば元の病室へ戻っていました。

術後は痛み止めの点滴とお薬で痛みは和らいでいるものの、副作用で吐き気がします。食欲もなく、リハビリに来てくださった理学療法士さんの前で吐いてしまい、この日は何もする気になりませんでした。