60歳を前に始めること

人工関節置換術に向けて

2021年に肝右葉を切除した後に抗がん剤治療をして4か月ほど経ったある日、膝が痛くて整形外科へ行きました。

レントゲンを見ながら「膝よりも股関節が痛そうですよ、変形性股関節症ですね。どうしますか?運動療法から始めてみますか?」と言われて、リハビリ運動を教えてもらいました。朝晩まじめにリハビリ運動をしていたおかげで痛さも和らいできましたが、1年半ほど経ったある日、久しぶりにギックリ腰になり痛いのなんのって。股関節の動きが悪いため、かばって歩いていたせいか膝に加え、腰にまできて、老化の坂道を転げ落ちている感じでした!「レントゲンの写真も大腿骨頭がだいぶかけてきてるし、痛いよね、どうする?」と。迷わず「手術します。」ということで6月12日に入院して13日に手術することにしました。

経験者に聞いていた

いきなり、決めたわけじゃないんです。8年前に友人が同じ手術をしていて、手術前まで痛そうに歩いていたのに術後のリハビリを頑張って「手術して良かった」という経験者を間近で見ていたことと、もう1人仕事で知り合った知人が昨年、両股関節をなんと同時に手術したのでした。当時の私は足の痛さに気分も落ち込みがちで、退院してきた彼女から根掘り葉掘り聞いて、痛みがあるようだと股関節は良くなることはないし、ならば早めに人工関節の手術をして痛みから解放されるほうがいいのでは?と言われて、決心したのでした。彼女の話を聞いて同じ病院が良いと思い、紹介状が無くても予約した順番で診察してくれるとHPに掲載してあり、電話して予約を入れました。「早くて半年先になりますね~3月の…」聞いていたので驚きはしませんでしたが、そんなに、股関節痛の人がいるんだ。半年待って、やっと初診かぁ長いなぁと感じました。半年後の初診でやさしそうな先生に「手術します」ときっぱり言いまして、「では、手術日は…この先2か月はいっぱいなので6月初旬頃になりますが、よろしいですか?」「はい。お願いします。」ということで、人工関節置換術に向けてこの後、術前検査やPCR検査、3度目の入院準備(持ち物リスト)をブログで書き留めていきます。参考にしていただければ嬉しいです。